夏は涼しく、冬は暖かい

こんにちは☺設計部の江田です
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【断熱等性能等級】をご存じですか?
”高気密高断熱の家”というのは
外気を遮断し、家のぬくもりを逃がしにくい家のことです🏠
夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます☆
「うちは高気密高断熱の家です!」
「性能の高い断熱材を使っているから夏も涼しいです!」
と言われただけでは、実際に住むまで性能が分かりづらいです
そこで指標になるのが、「断熱等性能等級」です
住宅の品質確保の促進等に関する法律が一部改正され
2022年4月1日より「断熱等性能等級5」および「一次エネルギー消費量等級6」が施行されました
また、国土交通省と消費者庁は2022年3月25日、日本住宅性能表示基準の一部改正を告示し
さらなる上位等級として、断熱等性能等級6、7が新設されることが決定しました!!
施行は2022年10月1日からとなります
2022年3月31日までの 断熱等性能基準の最高は等級4でした
今後、断熱等級4は「最低限満たすべきレベル」となります☆
■■断熱等級はどうやって決まる?■■
断熱等性能等級とは
外皮(窓、ドア、屋根、基礎など外部と接する部分)の省エネルギー性能を評価したものです
・外皮平均熱貫流率(UA値)
・冷房期の平均日射熱取得率(ηAC値)
2つをベースに等級の分類を行います
外皮平均熱貫流率
建物内部の熱が外皮(窓、ドア、屋根、基礎など外部と接する部分)を伝わって逃げていきます
この熱量を平均したものが「外皮平均熱貫流率」です
値が低くなるほど熱が逃げにくい、つまり断熱性能に優れた家と言えます
冷房期の平均日射熱取得率
夏場は窓から直接外気の熱が伝わったり、屋根や壁などから熱が伝わったりして、家が暑くなります
このように外から侵入してくる熱を評価したのが、「冷房期の平均日射熱取得率」です
冷房期間の日射熱を平均し、外皮の合計で割ると値が出ます
値が低いほど外部からの熱が伝わりにくく、冷房が効きやすい省エネ住宅ということになります

今後、ますます夏や冬の気温が厳しくなると考えられます🌞
夏は涼しく、冬は暖かいという理想的な住宅を手に入れれば
快適に過ごせるのはもちろんのこと
冷暖房費の削減、ヒートショックの防止、
金銭面や健康面でうれしい効果が期待できます✨
快適な住まいを手に入れるためにも、断熱等性能等級について考えてみましょう♪♪
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ありがとうございました☺